こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
先日、大好きな代官山SOÉJU (ソージュ)さんの試着に行き、リブタートルネックニットを試着したときのことです。
引きで鏡を見た時に「ん?なんか思ったのと違う…」と違和感がありました。
その為、購入は見送ったのですが、ニットの着心地はとても好きでしたので、以前読んだお仲間のブログを思い出し、下着を変えてみようと思い立ちました。
今日はそのお話をしたいと思います。
違和感の正体
試着させていただいたリブタートルネックニットはこちらです。
着てみるとわかるのですがリブ幅が絶妙な事と、素材がウールではなくポリエステル100%なので見た目より体の線を拾いません。
なのに感じた違和感…。
帰り道、撮っていただいた写真を見ていて、ハタと気付きました。
↓
バストの形が丸くてモッサリ見えるのです。
実は、私はバストの形が典型的なストレートタイプです。
ストレートタイプの方は、胸の膨らみ始めの位置が高く、お椀を伏せたような形になる方が多いです。
その丸さがリブ編みによって強調されてしまい、居心地が悪く、違和感を感じたのです。
それでも、このニットに関しては、苦手なはずのリブが(胸以外は)とても気に入ったので、何とか工夫して着たいと思いました。
購入まで
もともと、下着はW社を愛用していました。
私は肋骨が骨ばって出ているので、ワイヤーの下部が当たると痛みます。それが長年の悩みで、ブラ選びを難しくしていましたし、面倒にもしていました。
いろいろ試してみても結局痛くなることが多く、数年前に見つけたW社の「ウィング」というブランドのものが痛みがなく快適に着用できたので、もうずっと同じものを付けていました。
昨年の1週間の旅行の際、荷物を少しでも少なくしたくて、初めてユニクロのワイヤレスブラを試してみました。
ちょうどウィングのワイヤーが変形してきていたので買い替えたかったですし、ワイヤーがないのも新鮮でしたし、なにより楽ちんさを知ってしまいました(^-^;
そのままユニクロを使い、1年経ちました。
そして、リブニットの試着写真を見て、バストが横に広がっていることに気づきます。
そこで、「顔タイプ診断協会」「ハッピースパイラルアカデミー」で知り合った若いお仲間が、同じ経験をされたことをブログに書いておられたのを思い出し、読み直してみました。
ハッピーサロン LuRun(ルルン)の加藤さんのブログです。掲載されているお写真のシルエットが全然違って驚きました!!
「ブラを変えるだけでこんなにシルエットが変わる!」の記事はこちらです≫
👇
2021年8月現在、こちらの記事は削除されております。
加藤さんに色々と教えて頂き、私もT社のブラを購入。
早速着けてみると、横への広がりが抑えられ、バストトップの位置も上がり間隔も狭まり見た目がスッキリして見えました。
もう一つ気に入ったのは、こちらのブラは「谷間を強調」とか「胸を盛る」というコンセプトではなく、
「大人のからだを美しく見せる」ための機能を備えたシリーズだったことです。
「これなら!」と思い、ソージュさんのリブニットを買ってみようと思い、取り寄せてみました。
比較画像

百聞は一見にしかず。
同じリブニットで、ブラを変えてみた着用画像で比べてみましょう。
※正面の写真は縮尺がちょっと違っていますが、雰囲気は伝わると思うのでそのままでご紹介しています。
Beforeはユニクロのワイヤレスブラ(ビューティーライト)
Afterは購入したFLORALE by Triumph(フロラーレ バイ トリンプ)1003です。
【正面】
【横から】

【正面】
黄色い線は、バストトップの距離の違い、赤い丸は横への張り出し具合の違い。
この2点が特に良く分かるのでマークしています。
横の張り出しがスッキリすると、着太り感が無くなり、2キロくらい痩せて見える気がします。
【横から】
横からのラインが、私的に理想的な(笑)三角型に見えているのがお分かりいただけると思います。

感じられる効果は何か
下着(ブラジャー)を変えることの一番の効果は、
洋服がきれいに着られるようになることだと思います。
特にこれからのニットの季節には、とても重要なポイントになると思います。
骨格的に見てみますと、
ストレートの方は、このようにバストが丸くてボリューミーな方が多いのです。若い時からバストを小さく見せる工夫をする方もおられますし、年齢を重ねるごとにその傾向は強くなります。
※絵が下手でごめんなさい。ナチュラルの方のバストは、肉感より鎖骨の骨感の方が目立つ方が多いです。なのでバストの傾斜はウェーブの方に近い感じです。
丸くボリュームが出てくるのをワイヤレスブラで放っておくと、広がりながら下がってきます。
「ワイヤーの入ったブラは窮屈なのでは?」というのが一般的な感じ方ですが、サイズの合っているものを付ければ、バストの重さを感じなくなりますし、ワイヤーの存在も忘れます。
自分にぴったりのブラに出会うためにも、是非お店でのフィッティングをきちんとしてもらってくださいね。
まとめ
下着を変えるって意外と皆さんなさらないのではないでしょうか。
私もそうでした。
でも、「ん?」と思った時がチャンスです。
面倒なようですが、是非売り場を訪ねてみてください。
正直に改善したいポイントをお話すれば、最適なものを勧めてくださるはずです。
ファッションの機能性は日々進化しています。
下着も同じです。
もしかしたら、洋服よりも進化のスピードは速いかもしれません。
50代のわたくしたちにこそ、デザインだけでなく、機能性を併せ持った下着が必要だと思います。
違和感を感じた時は、すぐに解決すべくプロに聞いてみましょう。
でも、50代の女性、特にストレート体型の方には必要な情報だと思い、書くことにいたしました。
同じ悩みを持つ方の参考になれましたら幸いです。