こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「自分を知り、自分を慈しむ装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
先日、六本木のティアマリアさんでバッグを新調しました。
もう15年以上、気に入って購入しているお店です。
ブランドのロゴなどが無く、革の丈夫さと質感が良く、機能的で軽いのに裏地もちゃんと付いているのが好きで、
私が使っている革のバッグは殆どこちらのものです。
この春断捨離をして、数年出番のなかったものや、今のライフスタイルに合わないものは思い切って処分しました。
そして新たに夏のセールにて購入したのがこちらです。

ところが、タウンショルダーについては、色味に少し思うところがあったので
ツイリースカーフを使って工夫してみることにしました。
今日の記事では、ツイリーをなぜ&どんな風に合わせてみたかをご紹介したいと思います。
お読みいただければ嬉しいです。
【なぜ】バッグの色合いに若干違和感を感じた
ティアマリアさんのバッグは本革ですので、使えば使うほど艶が出てきて、お手入れすれば本当に長持ちします。
それでも、今回のタウンショルダーのトープ色は、私にとっては少しマットで緑っぽすぎる感じがして気になってしまいました。

トープ色とはニュアンスのある中間色で、グレーがかったベージュ、またはベージュがかったグレーといったところでしょうか。グレージュとも言いますが、黄色味は無く本来もっとクールなトーンになります。
こちらのお店のトープ色は、合わせるものの色を全く選ばず、日常使いに本当に便利なのです。
写真だと伝わりづらいとは思いますが、こちらです。
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それでも、長年ティアマリアさんのバッグを使い続けていて、
段々艶が増してきて良い味が出るのはわかっていますので
使い込んだ艶が出るまでは、別のアイテムで艶を足してみようと思い立ちました。
そのアイテムがシルクのツイリースカーフです。
色々探して、購入したものがマニプリのツイリースカーフです。
実際に購入したものはこちら。百貨店のセールでお得に入手できました。
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ツイリースカーフとは
ツイリースカーフとは、通常のスカーフよりも薄手で、細長い形に作られているスカーフのことを言います。
スカーフよりも細いため、巻くときにゴワつかず、様々なアレンジ方法で楽しめます。

ネックレスと組み合わせたり、バッグの持ち手などに結ぶアレンジも人気です。
長さは80㎝から150㎝くらいまで色々ありますが、
私個人としては、120㎝以上はあった方が使い道が広がると思います。
大人世代の使い方でお勧めなのは
- バッグのアクセントとして
- ターバン風に
- ベルト風に
この3種でしょうか。
バッグのアクセントとして
バッグのアクセントにする場合は、ハーフリボン結びか、持ち手にグルグル巻く使い方をお勧めします。


この2種類の詳しい結び方は、次の章でご紹介いたします。
ひとつ気を付けて頂きたいのは、リボン結びにするのは大人世代には少し可愛らしすぎるかな、という事です。
それでも、リボン結びになさるのでしたら、ツイリーですと薄くてペラペラしてしまうので(下の写真参照)
普通の正方形のスカーフをバイヤス折りにして、リボン結びしていただくと、ふっくらとした可愛らしいリボンになります。
ターバン風

- うなじにスカーフの中央を当てて、両端をそのまま上に引き上げます。
- 生え際1センチくらいのところでスカーフをクロスさせます。
- ②を一度ねじり引っ張ります。両端をうなじに戻してきます。
- そのまま後ろで結んで、形を整えれば完成です。
大人世代の方には、結び目を上に持ってくるよりは、下に隠した方が素敵です。
その為にも、ある程度ツイリーの長さは欲しいところです。
ベルト風

ベルト風に使う場合は、正面でリボン結びにせず、上記のターバン風の結び方と同じように
前でクロスさせて後ろで結ぶ方が、大人っぽく小粋な雰囲気に仕上がります。
長さは必要になりますが、是非お試しください。
ツイリースカーフを選ぶコツ
用途に応じて以下の3点に気を付けて選びましょう
- 色
パーソナルカラーに合う色で、尚且つ強めの色使いの物がお勧め。 - 長さ
少なくとも120㎝以上あると、ベルトやターバンなどにも使い勝手が良い。 - ダブルかシングルか
ダブル(2枚合わせの作り)の方が仕上がりがペラペラしませんが、ダブルの商品は少ないので、見つけたら検討してみてくださいね。
今回の場合は特に「バッグの色合い」を補正する意味合いがありますので
使用するツイリースカーフの色味は、好きな色味が強く感じられるものにすることが大切なポイントになります。
【どんな風に】バッグの結び方2種
ハーフリボン結び
私の購入したツイリーは150㎝と長めですので、
長さを半分に折ってから、ハーフリボンにしています。ふんわり感が出て気に入っています。
①持ち手にひと結びする。
②下側のスカーフで輪を作る。
③上側のスカーフを輪にかぶせ、リボン結びのように通し(リボン結びの輪を作らず)引き抜く

持ち手への巻き方
①持ち手とツイリーの中央を合わせ、片方から巻いていく。ツイリーの重なる幅を揃えて巻くと美しいし崩れにくくなる。

②結ぶのは左右の長さのバランスを見てからにしたいので最後は結ばずに、もう片方を巻き付ける。

③右の写真を参考に、両方の結び目の仕上げをする。きつめに結ぶと緩まず綺麗。

④完成!

まとめ
せっかく気に入って購入した、新しいバッグに
- 未使用ならではのマットな感じが気になる
- 色味が若干似合わない方に寄っている(ただし使用による艶が加われば大丈夫な程度)
この2つの違和感を感じたので、
シルクのツイリースカーフで解決する方法をご紹介しました。
シルクの艶と、ツイリーの色味の強さを借りて、違和感を払拭することが出来ました。
今ひとつ好きな色味でないバッグを、好きな色味に変えられる、
覚えておいて損はない対処法ではないでしょうか。

ツイリースカーフは、小さなアイテムですが、得られる効果は大きいと思います。
是非、味方につけて、装い力をアップさせてあげてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。