こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
いよいよ、東京都の感染者数が161名と、全く減らないなか
本日、都知事より「ステイホーム週間」が提言されました。
私が暮らす吉祥寺は、先週末のニュースで人出が多いと報道されてしまいました。
明日からの週末、そしてGWと、またまた人出が増えるのでは…と心配です。
今日は、
「ステイホーム週間」という、どこか軽さを帯びる言葉への警鐘として
BBCニュースの動画をご紹介します。
これからの12日間、もしかしたらもう少し伸びるかもしれないこの期間、
私たち一人一人がどのように過ごせばよいか
お考えいただく一助になればと思います。
聖マリアンナ医科大学病院での動画
私は、普段からBBCニュースを見ています。
もともと、現在ロンドンで働く長男が教えてくれたニュースサイトです。
今年に入って新型コロナウィルスがヒタヒタと世界に広がり始めた頃から
申し訳ないですが日本の報道を見ているより、世界で何が起きているのかがよく分かりました。
そのBBCが、とうとう川崎市にある聖マリアンナ医科大学病院の内部に、
取材で入った映像を、本日アップしてくれました。
こちらです。写真にリンクを貼っております。
ちょうど2週間と少し前のロンドンでの動画
そしてこちらは、今月8日、つまり2週間と少し前のロンドンの病院内の映像です。
こちらも写真にリンクを貼っております。
いかがでしょうか。
先ほどの聖マリアンナ医科大学病院の映像と
とても似ていませんか。
当時から、ロンドン、パリなどヨーロッパの状況は、
2週間後の日本である、と警鐘がならされていました。
逆に言えば、日本にとっては見習うべきお手本があったのに、その2週間という猶予期間を活かしきれていなかった、
という印象を、私は持ちました。
「ステイホーム」「3密を避ける」ことの本当の意味
今現在も、東京の、そして日本の病院で、医師や看護師の皆さんが身を粉にして過酷な現場で戦って下さっています。
この方たちは、今自宅に帰ることも出来ないのです。
よしんば帰宅できたとしても、家族とは一定以上の距離を保ち、
つまりは我が子を抱きしめることも出来ずに、日々押し寄せる重症患者に対応して下さっています。
一方、医療関係者を家族に持つ人たちも、大切な家族が危険極まりない最前線で戦っているために
会うことも叶わず、無事を祈るしかない毎日を過ごされています。
実際、私の友人知人には、沢山そのような親御さんがおられます。
胸が痛みます。
「ステイホーム」「3密を避ける」という施策の本当の意味は
「私たちが感染することによって、これ以上の負担を医療の現場にかけないため」に他なりません。
緊急事態宣言による外出自粛は2週間がたちました。
人によっては、最初の休校要請から2か月近く自粛期間が続いている方も多いのではないでしょうか。
きっと真面目な方ほど、しっかりと自粛を受け止め、家におられることと思います。
そのストレスは確かに大きくなる一方です。
でも、だからと言って、
ストレス解消とばかりに、街や海や山に出かけたら
結果的にウィルスをまき散らし、誰かに感染させ、
その人が発症したら、病院がまた逼迫してしまうのです。
もしあなたが山歩きに出かけ、うっかり足を滑らせ怪我をしたら、病院のお世話にならなくてはなりません。
もしあなたが感染者だったとしたら、医療従事者の感染の危機を増やすことになるのです。
もしあなたの治療のせいで、院内感染を引き起こしたら、その病院は封鎖されてしまい
治療を受けるべき人も受けられなくなってしまうのです。
どうかそこまで考えて、
責任ある行動=つまりどこにも出かけないで、
病院のお世話になる可能性を可能な限り減らしましょう。
家にいましょう
だから今は、家にいましょう。
たぶん私達は、相当高い確率でウィルスに感染しています。
そういう意識をもって、自分が知らない間に感染源にならぬよう
家にいましょう。
もしご家族そろって自粛が出来るなら、それはとてつもなく幸せなことです。
外食は出来ずとも、ご家族で食卓を囲み、楽しく団欒を過ごしてください。
笑顔は、楽しい時間は免疫力を高めてくれるので、発症のリスクを抑えられます。
同時に、
家にいられず出勤されている方、
私達の生活を支えて下さっているすべての方々に、思いを馳せ
感謝と共に、その方々に迷惑が掛からぬよう
細心の注意を払って家にいましょう。
お読みいただきありがとうございました。