こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
皆さんは、顔タイプ診断・パーソナルカラー・骨格診断…etc、受けたことはありますでしょうか?
自分の「似合う軸」になるものなので、一度お受けになると良いと思います。
そのうえで…
「自分らしさ」は「似合う軸」からちょっと外したところにあるように思っています。
今日は、「外し」とは何かをわかりやすく、今流行っているスカーフの選び方を例に、50代目線でご紹介したいと思います。
あくまでも私個人の考えなので、一般論とは違うかもしれませんが、お読みいただければと思います。
購入はどこで?
本題に入る前に、
皆さんはスカーフを買おうと思ったら、どこに行かれますか?
パッと思い浮かぶのはデパートだと思うのですが、他にもいくつかありますので、ご紹介します。
デパート
デパートには、必ず婦人小物売り場が1階とか2階にあり、気軽で選びやすいところが多いです。
品揃えも多いので、私もまずはデパートを覗きます。
ただし秋冬ものが並ぶ季節になると、スカーフは激減し、ストールやマフラーが売り場を占めるので、春秋のうちに選ぶのが良いと思います。
それから、スカーフクリップやスカーフリングなどの小物も、デパートは品揃えが充実していますので、お時間のある時にのぞいてみてくださいね。
セレクトショップ
皆さん、セレクトショップと聞いてピン!ときますでしょうか?
実は私はこの仕事をするまで、セレクトショップってよくわかっていませんでした。
セレクトショップやセレクトストアとは、和製英語で、複数のブランドの商品を扱う小売店のことなのです。

- 代表的なセレクトショップですと、アローズと呼ばれることの多い「UNITED ARROWS」
- 「TOMORROW LAND」も人気のショップです。
- Spick & SpanやIENAなどを擁する「ベイクルーズグループ」もよく見ますね。大人向きで人気なのは「VERMEIL par iena」でしょうか。
- 「ESTNATION」も人気です。
これらの、セレクトショップには、必ずアクセサリーやバッグと並んで、スカーフ・ストールも洋服と一緒にディスプレイされています。
ショップならではの推しのものが並ぶので、ぜひのぞいてみてください。
私の場合、吉祥寺にもあるTOMORROW LANDや、新宿のESTNATIONは、
洋服の下見とトレンドの方向性の勉強がてら、ちょこちょこ見に行きます。
素敵なスカーフ・アクセ・バッグなどが、コーディネートされた状態でディスプレイされているので、
「外し」のテクを学べますし、なにより眺めるのも楽しいですよ。
洋服の売り場
たとえば「23区」や「アマカ」「リフレクト」などのブランドも、自社ブランドで小物を扱っています。
そのブランドのテイストに合うよう作られているので、気に入ったお洋服に揃えて買っておくと、コーデがとても楽になります。
こちらのスカーフは昨年夏に「23区」でワンピースと共に購入しました。普段使いにとてもマッチして使いやすいです。
オンラインショップ
私が一番好きなオンラインショップは「マニプリ」です。シルクの手触りも安っぽくなくて適度な厚みがあり、結びやすいです。ストールも素敵です。
実物は、高島屋などのデパートか、ESTNATIONにあります。
こちらのオンラインショップのもう一つの特徴は、購入後の発送がとても丁寧で速いことです。
こういうことも信頼性が高まって気持ち良いものです。
免税店
あまり一般的ではないですが、羽田・成田の免税店はどこのお店もとても親切で一見の価値はあります。
海外にお出かけの際は、是非早めに出国手続きを済ませ、じっくり免税店巡りをなさっては如何でしょう?
購入する時スカーフのどこに注目するか?
スカーフを買う時って、つい中央部分を見てしまいがちではないでしょうか。
「ちょっとロゴが目立つなぁ」
「花柄がきれいだなぁ」
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でもね、こういった柄のスカーフは結んだ場合こうなります。
「ロゴが消えた!!」
「花より縁の水色ばかり目立ってる!!」
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注目すべきは中央部分ではなくて、四隅です。

ぜひ購入を検討するときは、こんな風に折って顔に当ててみてくださいね。
さて、本題。外しとは?
色や柄は、顔タイプ・パーソナルカラー・骨格それぞれの自分の特徴を知っていると、迷いが少なくなります。
ただし、ちょっと難しい話になるのですが…
それぞれの診断結果に合わせて選ぶと、馴染みが良く似合って見えるのですが、個性は埋没します。
これ、とても大切なので、もう一度言いますね。
馴染み過ぎると、個性は埋没します。
なので、何が似合うのか分かったうえで「外す」ことが大切になります。
私の場合、似合うのはこちらです。
でも「私らしい個性」を引き出すのはこれらの色柄になります。
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種明かしをすると、
花柄のスカーフの時は「ソフトエレガントでサマーでストレートの私に似合うもの」を意識していました。
でも、このスカーフをしていてもどこか落ち着かないというか、「ぶりっ子」している感覚がありました。
その後、スカーフスタイリストⓇアカデミーで、スカーフを学ぶ中で、
「似合うもの」はその人の仕事や個性や生き方を活かすことが大切なことを深く知ることになりました。
私の場合は、「ソフトエレガントでサマー」から連想される「ふんわり優し気な人」とは内面が合わないんです。
「ふんわりよりは、カチッとしたトラディショナルなテイストが強い」のです。
なので、ソフトエレガント味はスカーフの絹の上品さや、結んだ時のドレープの柔らかさで表現できますが、
色に関しては、サマーよりはもっとはっきりしたウィンターっぽい色合いの方が似合うのです。
こちらの写真のようにオータムっぽい色合いも、「大人の品の良いトラディッショナル」味が出て、私の内面とマッチします。
このように「外し」のさじ加減が、おしゃれな人かそうでない人かの、分かれ道になるのです。
まとめ
似合う=馴染む=個性が消える
印象をアップ=個性を際立たせる=良い意味で目立たせる
周囲と馴染みたいときには「似合う」を重視して、
女子会ランチや同窓会、デートなど良い意味で目立ちたいときには、あえて「外す」のが大人のおしゃれな装いだと考えています。
ただし、どこまで外すかを見極めるのも大切になってきます!
「外し方」をお伝えすることこそが、私達プロの仕事だ、と思っています。
お読みいただきありがとうございました。