こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
今日は、いつか書こう書こうと思っていたことを、書きたいと思います。
私は昨年の6月に、四柱推命に出会いました。
悩みが幾つもあり、ひょんなことから大石瑛子先生の鑑定を受けました。
その時感じたことを中心に「私にとっての四柱推命」をご紹介したいと思います。
お読みいただければ嬉しいです。
母との関係性に悩んでいた私
私は一人っ子です。
両親との3人の暮らしの中で、母の躾は私が幼い頃から大変厳しいものでした。
それでも、育つうえで良い環境を与えてくれたことは、今までもこれからも感謝したいと思っています。
そして中学生の時に、母の強い勧めもあり、母と一緒にカトリックの洗礼を授かりました。
通っていた学校がミッションスクールだったこともありますし、教会や祈りは私にとって身近な存在でした。
今でも根本的には、神様の存在と聖書の言葉を信じています。
それでも、長ずるにつれ「娘を思い通りにしたい」母との関係性で悩みました。

ブログにあまり詳しく書くことは控えますが、レッスンの際やLINEでは、どうぞご興味あれば聞いて下さいね。
当時の神父様やシスター方は、ちゃんと私の悩みに耳を傾けてくださいましたが、
基本的にカトリックの教えでは「親を敬う」ことは揺るぎない教えです。
「話を聞いて頂けた」安堵感はありましたが、スッキリ解決とはいきませんでした。
* * *
また、占いやスピ系も嫌いではありませんでしたので、幾つかの方をひっそりと訪ねたこともありました。
それでもなぜか「お母様を許してあげましょう。」と私が意識を変えるべき、という精神論と、
「そんな親は(心の中だけでも)絶縁しましょう!もっと自分の人生を生きましょう!」という激しいご意見しか得られませんでした。

いやいや、うまく言えないけれど、私は両親に対して感謝の念は持っているし
「自分の人生」は、親も家族もひっくるめての「人生」だと思っているので、
ある意味身勝手にとれるそういったアドバイスは、到底受け入れられるものではありませんでした。
それでも、母がある日倒れ要介護度が付き、入院や通院、日々のケアが始まった頃になっても、やはり母は母でありました。
私に対して感謝と労いの言葉もかけてくれる母なので、表向きはなだらかに暮らしていけますが
時々、思い出したように、私を「支配する」気配が湧きだし、
それを敏感に感じる自分に苦しむ日が無くなることはありませんでした。
四柱推命との出会い
そんなある日、大石瑛子先生の鑑定を受けるチャンスが訪れました。
もともと、薬膳料理をお習いしていたので「陰陽五行」の考え方には共感するところがあったのも大きかったです。
それでも、理屈抜きで瑛子先生の鑑定は楽しかった!
もう目から鱗の鑑定で、なによりも先生の雰囲気、明るさ、クリアな言葉の魅力に感銘を受けたのです。
もちろん鑑定結果も、今まで受けてきた中で、一番わかりやすく、一番理性的で、一番心に響くものでした。
分かる方にはわかるかと思いますが…
私は丙火。母は戊土、それも月令を得ている身旺の戊土です。
私にとっての年支は斜線が入るのでお互いに分かり合えない関係となります。
分かり合えない理由が、私の命式にも、母の命式にもハッキリと示されていたのです。
私自身の本質も、実は自分で思い込んでいたものとは全く違い、解き放たれたような気持ちになれました。
※ちなみに今日のアイキャッチ画像は私の本質にちなんで「秋の太陽」っぽいものにしました。
母は母という人であり、私は私という人である。
当たり前のことですが、一旦親子関係となるとなかなか割り切れるものではなかったのだ、ということも分かりましたし
こんな単純なことでしたが、明確に分かりやすく示して頂けたことで、良い意味で私は母娘関係を「諦める」ことが出来たのです。
初めてお会いしたその時の最後に教えてくださいました。

四柱推命は”諦めの学問”です。
誕生日は変えることができないように、持って生まれた宿命は変えられません。
ただし、その宿命を知ったうえで心の持ちようを変えていけば、運命や関係性はいくらでも好転できる。
素晴らしい考え方だと思いました。
漠然と「許す」のではなく、知るべきを知って関係を良くしていくことは可能なのです。
その日から、母との関係性を思い煩うことを止め、
自分の本質の良いところを活かす生き方と真剣に向き合うことに、シフト出来ました。
瑛子先生に師事する
瑛子先生は、四柱推命の個人レッスンもされています。
前述のように、占いとかに興味はありましたが、なかなか「習う」ことには抵抗もありましたし、
クリスチャンである自分の根幹に抵触するような気持ちもありました。
ただ「瑛子先生にお習いする」ことには、不思議と何の迷いもありませんでした。
鑑定を受けさせていただいたのが6月でしたが、9月には「四柱推命・初級=算命学」をお習いし始めました。
やっと今は、中級に入ったところです。
月に一回、関西にお住いの先生が上京なさった際に、マンツーマンでお習いしています。
マンツーマンですので、他の方の目を気にせず、プライバシーを守りながら、自分の悩み等を「鑑定」という方法で解明してくださいます。
毎月宿題も出ますが、勉強できなくても怒られたりはしません…ちょっと甘えすぎかもですが(^-^;
それでも、学びが深まれば深まるほど、英知の深さに驚き、難しさも増していきますが、同時に面白さが増していきます。

私にとって、四柱推命は「占い」とは全く別物の、いにしえからの知恵が詰まった本当に素晴らしい学問なのだと、あらためて感じます。
自分の人生も相手の人生をも受け容れる事が出来るようになったことが、なによりの収穫でした。
四柱推命とイメージコンサルは繋がっている
私が考える四柱推命という学問は

「あなたの持って生まれた本質の部分はこうですよ。
でも人生には良い時も悪い時もあって、それはいつ頃で、その時の過ごし方はこうすればよいですよ。」
という、自分の取扱説明書です。
決っして

ではなくて
「こういう宿命を持って生まれているけれど、その宿命をよく知ったうえで、あなた自身の心の持ちようや、運びようで、宿命とは違った運命を切り開くこともできる。」
という生きる上での知恵なのです。
これは、転じて外見の悩みの解決の仕方と相通ずるものがあると感じています。
外見に置き換えて言うとしたら
「こういう外見を持って生まれているけれど、その自分の特徴をよく知ったうえで、あなた自身の心の持ちようや、運びようで、今の外見とは違った印象を切り開くこともできる。」
ということに他なりません。
その方法を、診断を使ったりして分かりやすく具体的にご説明しながら、
「自分の外見取扱説明書」をお示しして差し上げたい、と思うのです。
鑑定デビューは秋以降になります
と、熱く語りましたが、人様の鑑定が出来るようになるのは、
せめて中級が終わってから、と先生に教えられています。
早くても今年の秋頃でしょうか。

勉強自体は、中級が終わっても上級へと進み、おそらく学びに終わりはないので、生きている限り学ばせていただくと思っています。
その中で、私自身も悩める方の鑑定をさせて頂きたいですし、
いずれは、この学問をレッスンという形で広めて行きたいと考えています。
その為にも、もっともっと人間力を高め深めていきたいと思っております。
また、四柱推命は生まれた年月日(と時間)が分からなければ命式を作れないので、
サロンのお客様を勝手に鑑定する、などという失礼なことは不可能ですし、決していたしません。
どうぞご安心くださいね。
お読みいただきありがとうございました。