50代の本当のエレガンスは、お相手への知性と思いやりで完成する

こんにちは。

東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。


今回の記事では、最近感じていることを書いてみたいと思います。

SNSなどで「マナー講座」「エレガンス講座」という言葉をよく見かけるようになりました。

たいていの内容は「美しい立ち居振る舞い」「美しい所作」といったもののようです。

* * *

でも、私が一番違和感を抱くのが、

主語は誰なの? ということです。

自分が美しく見える立ち居振る舞い」「自分が美しく見える所作」

ここに終始しすぎていて、「自分が、自分が」の女性を量産しているようにしか見えずに

ものすごく違和感があるのです。

お読みいただければ嬉しいで す。

装うことに必要なのは、敬意と思いやり

50代には、「自分が主役になる」時間と「相手への思いやりと敬意を表す」時間があると私は思います。

とはいえ、「自分が主役になる」時間は実はそんなにありません。

コンテストに出たり、何かで受賞したり、頑張って立ち上げた記念パーティーとか、結婚パーティー(自分の)、そのくらいでしょうか。

つまり圧倒的に「相手への思いやりと敬意を表す」時間や場が多いと思うのです。

私が50代の方に向けてご提案したい装いやメイクは、

この「相手への思いやりと敬意」を表現できるための手法です。

その場を共有する人たちにとっても、違和感なく安心して過ごせるあなたのスタイルは、

知的で落ち着いた安定感を醸し出してくれます。

人間関係も円滑にいくに違いありません。

装いの事前準備

普通は、このくらいは予めわかるものです。

その場の目的 相談事、学び、パーティー、旧交を温める、
主役は誰か 自分、特定の方、団体、男性、女性、
昼か夜か ジュエリーと肌の見せ方に違いが出る
着席か、立食か バッグの形、装飾などディティールに違いが出る

簡単にまとめるとこのくらいでしょうか。

逆に言えば、これらが分かっていると、装いが決めやすくなります。

メイクもどの程度華やかにしても違和感がないのか、がわかります。

主語によって違ってくる、お辞儀や座り方

礼を尽くしたお辞儀

最近、空港や飛行機、デパートなどでよく見かけるお辞儀スタイル。

ものすごく違和感を感じるのです。

肘を張って、こぶし一つ分開けるやり方が主流のようです。

これは「お辞儀する人のウエストが細く見えて美しい」からこうするのだそうです。

まさに、自分が主語になっていて、

それ自体がすでに、礼儀とは違うものになっている気がしてなりません。

自分がきれいに見えることばかり唱えるマナーが多すぎるのではないでしょうか。

ちょっと話は逸れますが、

私は、中高時代の部活で合気道を続けました。

折々本部道場まで出かけ、最後は初段をとって引退しました。

「合気道」は試合をせず=優劣を付けず、自己の心身の鍛錬のみを目的とした武道です。

そして、たとえ部活動であっても畳の上での礼儀作法は、師範や先輩から厳しく指導を受けました。

「礼に始まり礼に終わる」まずは何をおいても「お辞儀」でした。

稽古は畳の上ですから、正座してお辞儀をします。なので、私自身はその時の所作が、礼儀と思っています。

皆さんも正座して、手をついてお辞儀をしてみてください。

それと同じように立ってお辞儀をしてみてください。

手の位置はこのようになりませんか?

私が古いのかもしれませんが、礼を尽くしたお辞儀は

どうひっくり返っても、このような形にしかならないと思うのです。

品の良い座り方

座った時に膝から下をシュッと斜めにそろえるのは、やはり「私きれいでしょ」に見えて仕方ありません。

そういう場でしたら、もちろん構わないと思うのですが、

いわゆるそういう場は、私には一度もありませんでした。

同窓会などで写真を撮るときも、盛大に足を斜めに流すことは、前列の方であれ誰もしません。

それよりも、

膝を合わせ両くるぶしも合わせたら、かかとを軽く斜めに引いて座ります。

あくまでも斜めに引くのは軽くです!

背もたれにはもたれないように座ります。

膝を合わせ両くるぶしを軽く引くには、内ももをしっかり合わせ、

骨盤から上の体幹も強くしないと、姿勢を保っていられないものです。

保てないと、すぐこうなります。

お得ポイント
電車で座るときにも、この座り方を意識すると、お腹のぜい肉が落ちてきますよ。

主役は誰?主語は誰?

50代になり、冠婚葬祭の席も増えてきました。

どんな時も私が常に考えるのは、主役は誰かです。

  • 誰に対して謝意を表しているのか
  • 誰に対して礼を尽くしているのか
  • 誰に対して何を表したいのか

 

もちろん、美しい姿勢で立ったり座ったり歩くことは、とても大切です。

でも、「自分がよく見えるように」ということばかり主眼に置くと、

「ほら!私きれいでしょ!」とこれ見よがしに振る舞う人に見えはしないでしょうか。

知性と思いやりをもって、外見は完成する

人は一人では生きていけません。常に「相手」という存在がいるはずです。

だからこそ、私は「自分がよく見えるように」装い、ふるまうというよりは、

相手に違和感を感じさせない思いやりを持つ=自分も安心してふるまえる

そこを大切に外見を作るようにしています。

そして、その為の装いだったりメイクだったりします。

「自分が自分が」ではなく「お互いに気持ちよく」過ごせる自分でいること。

それは相手への知性に裏打ちされた思いやりであり、品のある装いとメイクによってもたらされます。

まとめ

  • 相手への思いやりと敬意を、装いやメイクで表す。
  • 知性ある立ち居振る舞いや所作で相手に伝える。
  • あくまでも主語は「自分が」ではなく「お相手が」。

それこそが、本当の「大人の知的なエレガンス」であり「マナー」と考えます

最後に…

今日のアイキャッチ画像はブルーベリーの花の写真です。

スズランのような可憐な花をつけるそうです。

ブルーベリーの花言葉は

「実りのある人生」 「知性」 「信頼」 「思いやり」

今日のテーマにピッタリだと思いました。

お読みいただきありがとうございました。

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