こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
前回の記事で「ある先生との出会いが、私のクローゼットを劇的に変えてくれた」と書きました。
今日は昨年2019年7月の、その日のことをご紹介したいと思いますが、
実は先生は20年間活躍されているイメージコンサルタントの方であるにもかかわらず
HPも持たず、SNSもなさらず、お顔出しもなさらない方なので
今日の記事も、先生ご自身のお名前もお写真もお出しできないことをご了承ください。
私自身の内観の意味も込め、文章多めで書かせて頂きます。
お読みいただければ幸いですが、ご興味なければスルーしてくださいませ。
よろしくお願いいたします。
50代になってライフスタイルが変わり“それまでの価値観”が揺らいでしまった
スマートカジュアルって何だろう?
ファッションを理論で解明出来るようになって…
特に昨年の春頃はその傾向が酷く、お客様のショッピング同行をストップしていました。
ただ、理論だけはしっかり習得していたので、サロンは続けていけていました。
その先生との出会いによって、服に対する考えを思い出すことが出来た
そんな時に、若いお仕事仲間のご尽力で、
ある先生に私のスタイルをどうしたら良いか、ご助言をいただくチャンスに恵まれました。
※冒頭に書かせていただいた通り、在も名前も写真も差し控えることご理解ください。
先生は私より歳上で、ファッションを学び始めてから初めての「歳上の師」でおられたので、
思わずその時感じていた疑問を次から次へと聞いて頂いたのです。
そして、主に次の3つをハッキリと教えて下さいました。
1.人は、そんなに簡単に型にはめられるものではない
2.診断は目安に過ぎず「その人の今いるステージに合った装い」を目指すことが大切
3.松前さんは、ご自分が持っている「品性・品格」をもっと大切にしなさい!
そして、ご自分のお手持ちのお洋服や小物類を、実際に着せて下さり視覚的に教えて下さいました。
その時の写真の一部がこちらです。
女性らしい質の良いワンピースに、大人にこそ相応しい小物遣い。
たとえばこの格好で電車に乗る、とかそういった次元のレッスンではなく
私という人間を、装い全般で表現するとどのようなテイストになるのか、というレッスンでした。
このレッスンによって、迷いのドツボにはまっていた私の絡まった糸を、解して下さったのです。
先生によって気付いた答え
私が本来好きは服は「コンサバ=正統派」で「上品」で「シンプル」で「知性のある」もの。
パーソナルカラーも骨格も顔タイプも、理論的に「似合う」目安は教えてくれるけど
自分の人と成りを融合させていかないと、所詮中身のない装いになってしまう。
私の「成り」は、ルーツであったりアイデンティティーでもあるので、決して無視は出来ないのに、
そこを「コンサバを否定された時」から「自分で蓋をしてしまって」「今風に馴染めない自分を卑下してしまった」
何で50歳を過ぎているのに、そんな風に自分を卑下していたんだろう。
スマートカジュアルなどという言葉に、ビクビクする必要はなかったのです。
「私は私で良い」
この「答え」にたどり着いた途端、私の中では全てが解決しました。
パズルがはまった感覚でした。
顔タイプがソフトエレガントだから、女性らしいきれいめな方が似合う。
パーソナルカラーがサマーだから、「フワーッ」としたコーデが似合う。
あくまでも、そういった○○だから、は、目安に過ぎない。
今は自信をもってそう思います。
私の本質と、大切にしたい価値観
では、私の本質や価値観はどのようなものなのでしょう。
今後、私のサロンでは「お客様ご自身の本質と価値観」を、しっかりお聞きしていくので
私のこともお伝えしないとアンフェアですよね。
本質と価値観は、すなわち「内面」に通じるものがあります。
私自身が、内面から目を逸らさなくなって初めて、装いがピタッと選べるようになりましたので
サロンのお客様にも、そここそをお伝えしていきたいのです。
そして一番大切なこと。
本来の私は、そうやって着るものを選んできた、ということです。。
母として懸命に生きていたあの時代、私の選ぶ装いは迷いなく「強い母性」というベクトルに向かっていました。
その内面を信じて生きていたので、選ぶ色も「紺色」がメインで、フワッとしたものではなくシンプルな品の良いものを好んで着ていました。
そうなんです。装いには何よりも「品性と品格」が必要だと信じていたのです。
スマートカジュアルなるものに混乱し、ファッションの勉強をした故に、いろんなファッションに対するアプローチを知って迷ったけれど
もともとの私で良かったんだ!
このように、一番大切なことを、先生は思い出させて下さったのでした。
おわりに
1.人は、そんなに簡単に型にはめられるものではない
2.診断は目安に過ぎず「その人の今いるステージに合った装い」を目指すことが大切
3.松前さんは、ご自分が持っている「品性・品格」をもっと大切にしなさい!