こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
唐突ですが、貴女は眉毛を上手に書けますか?
毎日、満足な眉毛でお過ごしでしょうか?
……
いつの世も(ちょっと大袈裟(^^;)
眉毛を書くのは難しいし、サロンでのご質問も一番多いです。
それでも、眉が整うと、
- 美しく、
- 表情が活き活きと
- 若々しく見える。
と、良いことづくめなのです。

50代はもちろんのこと、80代の私の母ですら、
眉を綺麗に書き足すと、10歳くらい若く見えます。
眉は「感情や人間性を表す」と言われています。
せっかくなら、お人柄の良さを表す眉を書きたいですよね。
何歳からでも、練習すれば上達しますので
是非、今日の記事を参考になさっていただきたいと思います。
お読みいただければ嬉しいです。
眉の書き方を詳しく!
56歳の私が、数年かけてたどり着いた
- アイテムは少なく
- 手順も少なく
- 練習しやすい
独自の書き方を、手順写真付きでご紹介いたします!
使用アイテム
私自身が使用しているアイテムをご紹介します。
- KATE デザイニングアイブロウ3D EX-5ブラウン系
イエベ・ブルべ関係なくこの色で書くと、自然で上品な仕上がりになります。 - KATE アイブロウペンシルA BR-4
パウダーと同じくイエベ・ブルべ関係ありません。 - shu uemura ブラシ 6 OB N
このブラシで眉の形を取ると、自然な形に仕上がります。毛の少ない部分に色を乗せるのにも適しています。なお、ぼかすためのブラシではないです。書くためのブラシです。 - スクリューブラシ(柄の長いもの)
最初に眉を梳かし整え、眉頭をぼかしたり、修正をしたりするためのものです。
KATEを愛用しているのは、
アイブロウパウダーの色味にクセがないこと。ペンシルは細芯なのに折れにくく、色味がパウダーと綺麗に馴染むこと。
ドラッグストアで手軽に手に入ること。コストパフォーマンスが良いと思うこと、
プチプラでありながら、定番化しているのでリピートしやすいこと、などの理由によります。
また、シュウのブラシは、初心者の方でも大変書きやすく、眉の縁取り線が自然に仕上がりますし、眉頭が角張ってしまうことも防げます。
なお、グレイヘアに移行中の方には、眉の色はグレーで仕上げるようお勧めしています。
手順
眉毛を書くときは中央部分から書きます。
なぜなら眉毛1本1本の毛流れは中央部分が重なるように生えていて、濃くなっているからです。
中央部分の濃いところを利用して、自然なグラデーションが付くように書くと良いでしょう。
濃さを均一にベタッと書いてしまうと、古臭い顔に見えてしまうので、グラデーションは必ず付けるようにしましょう。
左右どちらから書くかは、書きやすい方、得意な方から書くようにしましょう。
1.スクリューブラシで毛の流れを整えます。あまりにも長い毛や、要らない毛は処理しましょう。
2.ブラシとパウダーを使って、黒目の上部分に黒目幅と同じ幅で、平行四辺形(眉山に向けてすこーし上がるように)を書きます。
上辺と下辺は平行になるよう、真っすぐ書きます。
※ここが弧を描くと老けた印象を与えます。(下イラスト参照)
なお、眉山は、黒目フレームの目尻側延長線上です。
3.上まぶたのカーブと平行に眉尻を書きます。眉尻は細くなるようペンシルで書きましょう。
4.眉尻に使ったパウダーの残りで眉頭を書きます。
5.眉頭を鼻筋に向けてスクリューブラシでぼかします。
6.反対も同じように。なんとなく輪郭や線がガタガタしてしまう場合は、綿棒で修正しましょう。
7.仕上がり!
アイシャドウなどはしていませんが、いかがでしょう?
Afterの写真の方が、若干黒目が強調され、活き活きと見えませんでしょうか。
平行眉かアーチ眉か
50代の方にはアーチ眉をお勧めしております。
ただ、雑誌にもよく出てきますし、カジュアルに装う時などは「平行眉」も知っておかれると良いので、ご紹介いたします。
上記手順の②の際、平行四辺形ではなく長方形に書き、眉尻をそのまま真横にぼかすと平行眉になります。
アーチ眉の上側のラインは角張ってしまうと怖い顔になってしまうので、
アイブロウブラシを細かく動かしつつスムージングするように書きます。
ここは難しいところですので、私のサロンのレッスンでも、丁寧にさせて頂いている箇所です。
眉マスカラ・カラーアイブロウ パウダーは使う?
私は50代以上の方が、眉に茶色またはグレー以外の色を乗せるのは、基本的に反対です。
ましてや、脱色して赤やピンクやパープルなどを乗せるのは、品がなくなるのでお勧めしていません。
ただ、唯一、ご自分の眉毛の色が真っ黒で太くて多い場合のみ、眉マスカラで茶色にすることをお勧めしています。
眉マスカラはどんなものでも大丈夫ですが、他のアイテムをKATEに揃えているので、
私のサロンでは、3Dアイブロウカラー/BR-4を使用しています。
まとめ
今日は「50代に相応しい眉毛の書き方」をご紹介しました。
ポイントは…
- ベースカラー問わず、落ち着いた赤みがかった茶を使うこと。
ただしグレイヘア移行中の方は黄ばみ過ぎないグレーを。- 黒目を目印に中央から書くようにしましょう。
- 眉の中央部分が一番濃くなるよう、自然なグラデーションを付けます。
- 眉尻は細く書きましょう。線がガタガタする場合は、綿棒で修正をすれば綺麗になります。
私達50代女性は、若い時のトレンド(ワイルドな太眉か、細眉)と今のトレンド(手入れの行き届いたフンワリ眉)が全く違うため、
そして出産や加齢を経て薄くなったりしているのも加わって、眉のメイクは難しく感じてしまいがちです。
実際サロンのお客様も、眉のお悩みが多いですし、皆さん仰るには

もともとメイクが得意な方が感覚で書かれていて、
メイクが苦手な人の参考にはなりにくい。
との声をよく伺います。
ですので、今日はなるべく写真と説明で、段階を踏んでご紹介してみました。
少しでも参考にしていただければ嬉しいです。

ただ、今日のように写真でご説明したとしても、お顔の骨格や、眉の上側の筋肉の付き方など、
お一人お一人「ベストな書き方」は違うものです。
どうか、お近くのメイクレッスンをしてくれる方に、お聞きになってみてくださいね。
お読みいただきありがとうございました。