“自分の幸せは自分で見つける”

こんにちは。 東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「自分を知り、自分を慈しむ装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。


またまた更新がだいぶ滞ってしまいました。
今日に繋がる変化が既に始まっていて、自分を励ます意味も込めて書きました。
その後紆余曲折を経て、10月1日から新しい生活を始めることが出来るようになりましたので
今回の記事では、この期間私が何をしていて、それは何故か、どのような感じ方をしたのか、などを書いてみたいと思います。
お読みいただけたら嬉しいです。

始まりは夫の在宅勤務

このブログでも何回か書かせて頂きましたが、
私の夫の勤務する部署では、2月末のコロナによる休校措置の頃から在宅勤務に移行し始め、
3月の中旬には完全在宅勤務になり、緊急事態宣言が明けてからも在宅は継続し、
程なくして年内は完全在宅勤務。いずれは在宅がデフォルトになる、との決定が下されました。
誰のせいでもないですし夫自身も戸惑っているだろうと思い、粛々と現実を受け容れましたが
7月頃でしたか、丸5ヶ月もこの生活が続くころには、私が精神的に塞いでしまう事も多くなり
食事を作るのも、米を研ぐことすら嫌悪感が湧いてくるようになってしまいました…。

自分に罪悪感を抱く

誤解の無いようにお伝えするのですが、
私はもともと家の中を綺麗に整えるのが好きですし、お料理も大好きです。
義務とかで自分を縛っているとかではなくて、主婦として家事を担うことが好きでした。
自分が家にいるなら自分がしよう、という自然な考えであり行動でした。
子育てやアルバイトをしながらも、料理をし家を清潔に美しく保ち
家族の健やかな拠点を整えることが好きでしたし、喜びでもあったのです。
そんな自分が、家事に対して嫌悪感を持つことが、意外で辛くて。
自分に罪悪感すら抱くことになりました。
夫は家事を苦手としていますが、在宅になってからは食べた分の食器を洗うように変わったりしてくれていたので
決して「夫も分担すべき」とか「平等に担うべき」とは思いませんでした。
それでも、家にいれば家事は増えていく一方です。
気付けば、朝昼晩作っては片づける為キッチンにいる時間ばかり増え、
常に買い物の内容と献立を考えていました。
これでは、サロンワークの時間は捻出しづらいです。
 
また、もう一つ頭を悩ませたのが、
お客様を自宅にお招きしにくくなったことでした。
スッピンになってレッスンを受けて下さっている最中に、
見ず知らずの男(=夫)が扉の向こうでゴソゴソしているのは、お客様にとって心地よくないし、私も落ち着かない。
平日だと、夫のオンライン会議の声も漏れ聞こえてしまいます。
なので夫が在宅勤務になってからは、少なくとも平日は対面のお客様をお迎えする事は難しくなりました。
緊急事態宣言中はまだ良かったのですが、
明けて世の中が動き始めてからも、我が家の状況は何も変わりませんでした。
 
また、コロナ以前は定期的に且つ自由に百貨店やセレクトショップを見て回ったりもしましたが、
「どこどこに行く。何時頃帰る。」と夫にその都度申告して出掛けることが苦痛になっていました。
 
苦痛に感じたとしても「だったらいちいち言わずに、出掛けちゃえば良いじゃないか」とは思えないところが、古風な自分らしくもあるのですが…。
どちらにしても、自分の時間を確保しづらくなっていくことに対して、とてもストレスに感じるようになりました。
もっとサロンワークに時間を充てたい!
でも思ったように時間を自由に使えない!!
、と感じたのです。
そんな頃、美容院で円形脱毛症が出来ている、と教えられたのです。
「これはもう、生活様式を変えなくては自分が擦り減ってしまう。」と、危機感を覚えると共に、
日常の生活時間と自分時間=サロンワークのバランスの取り方を見直すことが必要になりました。

レンタルスペースを探す

家にお招きしづらいのであれば、外でワークをすることになります。
部屋の清潔感と心地よさをメインに探しましたが、予算と合わずなかなかココ!という場所に出会えませんでした。
やっと見つけても、お客様都合の日程変更などでキャンセル料の発生が起きてしまい、次第にストレスになってしまいました。
「家にいるストレスを解消するため」のレンタルスペースなのに「借りることのストレス」に悩むことになったのは皮肉でした。
結果的にレンタルスペース利用は自分には合わないと思い、別の方法を模索することにしました。

部屋を借りる?

レンタルスペースの時間貸しではなく「賃貸」を借りるのはどうだろう?と探してもみました。
幾つか物件を見て回ったりもしましたが、自宅から徒歩かバスで行ける場所に限定したので、なかなか良い物件には出会えませんでした。
もちろん良い物件はあるにはありましたが、賃貸料が高くて(吉祥寺の賃貸は高いことで有名です…)。
リスクを負い過ぎることは避けたかったので諦めました。

自分が外に居場所を得ることを考える

家以外の場所でサロンワークをすることを断念した私は、サロンワークはやはり自宅ですることを決めました。
でも、平日は夫とバッティングするのでお客様をお招きできません。
 
だからといって家にいることで息が詰まるなら、平日は自分が外に出たい、と思うようになりました。
そこで一念発起。平日のアルバイト先(=居場所)を探すことにしたのです。
お知り合いに頼んで紹介していただくことも考えましたが
私の年齢が既に57歳ですし、コロナ不況で求人も減っていたので、
ご迷惑をかけてはいけないと、敢えて自力で見付けようと覚悟を決めました。
求人サイトを見ながらエントリーを出しては、履歴書と職務経歴書を書いて送る日々が始まりました。
~夫の在宅が始まり、既に半年が経っていました。~

人生初めての就活

考えてみたら、これは私にとって、57歳にして人生初の就職活動でした。
今までの仕事は有難いことに、お声がけ頂いたりご紹介頂いたりして得ることが出来ていました。
職務経歴書を書きながら、人と人とのご縁が繋がって今の自分が在ることに改めて気付き、
今さらながら感謝の気持ちが湧いてきました。
とはいえ、今回は面接までいくのも一苦労。
面接しても1週間待った挙句不採用になったりして、世に言う「お祈りメール」ばかりが届き、
メールを開くのも辛い日々が続きました。
 
この「お祈りメール」には不採用の理由が書いてあることは無いので、「祈らなくても良いから落ちた理由が知りたい!」と真剣に思いました(^^;
よく就活生が「お祈りメール」のせいで心を病むことが多いと言われていますが、自分も体験してみてよく理解できました。
就活を潜り抜けた学生さん達は本当に偉いです。
※お祈りメールとは、日本の就職活動における用語の一つで、企業からの不採用通知の俗称である。
企業から送られてくる不採用通知には、末尾が「今後のご活躍をお祈り申し上げます」「今後のご健闘をお祈り申し上げます」といった一文で締められていることが多いため、これを俗に「お祈りメール」と呼称するようになった。
引用元:ウィキペディア
 

諦めかけた頃に希望に沿った就職先が決まる

就活を始めて、1か月と少し。
ニュースでは、コロナ不況による雇止めや解雇という文字をよく見かけるようになりました。
もうほとんど諦めかけた頃に、トントン拍子にお話が進んだ職場が、10月1日から通っている職場です。
 
仕事内容も、出社する日数も、通勤場所も、何もかもが希望通りの職場です。
これには自分でも驚きましたし、諦めなくて良かった、頑張って良かった、と心から思いました。
始めは仕事を覚えるために連日出社しましたが、来週からは平日(週の半分)午後からの出社です。
自宅から自転車で10分。歩いても20分で行けるので、良い運動にもなります。
帰り道は大好きなカフェ「四歩」さんに寄ることも出来ます。
有難いことだと、感謝の気持ちが日々湧いています。

 

通勤路
通勤路の最後に通る並木道

”自分の幸せは自分で見つける”

こうして8月~9月おわりにかけての人生初の就活は、無事に終わりました。

立て続けに舞い込む「お祈りメール」に心折れそうにもなりましたが、

なんとか自力で望む生活を手にすることが出来ました。

なお、表題の「自分の幸せは自分で見つける」とは、ある方のブログで偶然見つけた樹木希林さんの言葉からお借りしたものです。

どうやったら他人の価値観に振り回されないか?

「自立すること」じゃないでしょうか。

自分はどうしたいか、なにをすべきか、とにかく自分の頭で考えて自分で動く。

時には人に頼るのもいいかもしれないけれど、誰にも助けを求められないときにどうするかくらいは考えておかないと。

もっと言えば、その状況をおもしろがられるようになるといいですね。

幸せというのは、「常にあるもの」ではなくて、「自分で見つけるもの」。

何でもない日常や、とるに足らないように思える人生も、おもしろがってみると、そこに幸せが見つけられるような気がするんです。

引用元:樹木希林さんの著書「一切なりゆき」より抜粋

面白がれる余裕はなかったけれど「幸せを自分で見つける」ことの清々しさは、感じられたと思っています。
家事に嫌悪感を抱きそんな自分に罪悪感を持ち続け、
その場しのぎの楽しみに逃げ続けるような自分から、
なんとか自力で抜け出すことが出来ました。
これからは、もう少し肩の力を抜いて、
「日々誰かの役に立てること」に喜びを感じ感謝しつつ、
面白がりながら、新しい生活をゆっくり楽しみたいと思います。

おわりに

今日は、57歳にして人生初の就職活動の顛末を書いてみました。

これをお読みくださったどなたかの参考になれれば嬉しいです。


そして、この就活は気付きも多かったです。

それはまた別の記事に書こうと思いますが、短く言うならば

ファッションやメイクの勉強をして「似合う」ということをお伝えしてきたけれど、
そのお伝えしてきたスタイルは、実は一般常識にそぐわないのではないか。

もっと生活に即した、心地よく生活できるスタイルを、
お客様と一緒に考えご提案する事が、
これからの私に課された使命ではないのか。
その為に、この年齢になって人生初の就活などという経験をしたのではないか。

これはコロナ以前から考えていたことですが、

今回就職面接を何社か受けた折に、ハッキリと見えてきました。

 

私はもともと華やかに装ったり、派手に自分を見せて押し出したりすることは苦手ですし、好きではありませんでしたが、ファッションの勉強をする中で、周囲の環境がどんどん華やかになっていき、本来の自分とはかけ離れていくような違和感を感じていました。

もう、違和感を感じることはしたくありませんし、自分だからこそお伝え出来ることを形にしながら

与えられたチャンスを活かし、地味ではあっても、職場でもサロンワークでも心を込めて向き合っていこうと思います。

サロンコンセプト

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まさに、この図に表現している事こそを、お伝えしていくことが私の課題であり使命だと、今はスッキリしています。

新しい、ゆっくりペースの「アンドレア」を、
どうぞよろしくお願い致します。
平日:10時~12時半(オンラインのみ)
土日祝:11時~17時(対面またはオンライン)
※LINEでのご質問はいつでもお受けしております。今までよりお返事までお時間を頂くこともあるかと思いますが、必ずお返事いたします。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

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