こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
今日は、長年のビューラーと、
ほんの2年ほどのまつエクで、
自まつ毛がほぼ全て抜け落ちてしまった私が、
自まつ毛を取り戻した体験記をご紹介します。

丁寧なお仕事ぶりで、施術中は爆睡するくらいでしたし、
時々まつ毛シャンプーなるもので接着剤を綺麗に落として下さることもありました。
そこは、まったく後悔はしていません。
これからまつエクを始めてみようかな?と、
迷っている方に、お読みいただけたら嬉しいです。
50代に、まつエクは必要か
自分のまつ毛が無くなってしまった経験からすれば、
少なくとも50代になったら、まつエクはお勧めしません。
まつエクとは、今生えているまつ毛に専用の接着剤で人工の毛をつける、いわゆる付け毛です。
もちろん50代でもつけることは可能ですが、まつ毛が生えてくるスピードより、
抜け落ちてしまうスピードの方が速くなってしまったら、思いきってストップする勇気は必要です。
また、1か月に1度ほど、サロンに行って付け足すことも必要になるので、負担も大きく感じました。
付けまつ毛は?
付けまつ毛はどうでしょう?
よく、目尻だけ付けまつ毛を付けましょう、と言いますが、
付けまつ毛を綺麗につけるには、練習は必要で、やはり上級者向けと言えるでしょう。
これも私の経験ですが、以前ダンスメイクの勉強をしたときに、自分の目に付けまつ毛を付けて練習したことがありました。
その時まぶたがかぶれてしまったので、皮膚科で治療したことがあります。
先生の受け売りですが、付けまつ毛の糊の成分が合わなかったのでは、との事でした。
付けまつ毛の糊には、ゴムを主成分としているものが多いのだそうです。ゴムアレルギーがある方は特に注意が必要だ、との事でした。
まつ毛美容液は?
ドラッグストアのプチプラコスメであっても、まつ毛の美容液は沢山売られていますし
まつ毛をフサフサに育てると言われる、リバイタラッシュやスカルプDのような製品も多いです。
もし肌に合うなら使ってみても良いと思います。
ただし私は使ったことはないのです。
なぜなら、美容液成分の入ったマスカラを使って、穏やかな効果を得られたからです。
以上の経験から、50代以降のまつ毛メイクは、私はビューラーとマスカラ使いで充分だと思っています。
まつ毛を取り戻すためには、アイメイクをきちんと落とすこと
美しいお肌のためのお手入れは、1にも2にも、メイクをきちんと落とすことから始まります。
特にアイメイクは専用クレンジングでしっかり落とすこと。これに尽きます。
最近のアイメイクは、汗や涙に落ちにくい処方で出来ている製品が多く、肌とは別に予め落とす必要があります。
私のお勧めはこちらです。
↓ ↓
ビフェスタ アイメイクアップリムーバー
ドラッグストアにも置いてあるのでいつでも購入できます。
今のアイメイクは、汗に落ちにくいウォータープルーフタイプが多いので、きれいに落とすのも大変です。
でも、美しい肌のためには、メイクをきちんと落とすことは大切な第1歩です。
ただし!!
目周りの皮膚は薄いので、決してゴシゴシ擦ってはいけません。過度な刺激は、目元の小じわの原因になります。
まず、こちらのリムーバーを、綿棒に含ませ、まつ毛の際のアイラインや、粘膜に引くインサイドラインを丁寧に落とします。
そして、全体のメイクオフはそれからにしましょう。
アイメイクを肌に残さないためにも、クレンジングは一度で済ませずに、アイメイクをオフしてから全体のクレンジングをするようにしてください。
私のまつ毛変遷史
さて、ここで、私がこの記事を書こうと思った「私のまつ毛変遷史」をご紹介します。
1.40代後半~:ビューラーをギュッとすると自まつ毛が抜けるようになる
2.50代になって:まつエクをする。何ヶ所かサロンに行ったが、まつエクが落ちると同時に自まつ毛も無くなる
3.55歳:とうとう両目とも自まつ毛が産毛しか無くなり、まつエクを止める。
4.同時にMIMCのオーガニックアイメイクセットを購入し、ビューラーも止め、ホットビューラーに切り替える。
5.その後1年半程度で、両目とも生えそろう。←今ココ。
※右目は(指が添えてある方)もうひと息!


また、インサイドラインを毎日引いていたことも、クレンジングによる摩擦や負担が増えることになってしまい
結果的にまつ毛の生え際に負担をかけてしまいました。
1年半でよみがえらせた方法
そこで、一念発起。
まつエクを止めた時点で、インサイドラインも極力減らし、
マスカラ関連以外でも、アイメイクを石鹸でオフできるミネラルコスメにすべて変えたのです。
ビューラーも負担が大きいので使用をやめ、ホットビューラーに変えました。
オフの際は38℃のお湯でスルンと落ちますし、石鹸洗顔でも落ちるので、クレンジングのストレスが全くなくなりました!
使用アイテムと使用順
1.MiMC ミネラルロングアイラッシュ
まつ毛の外側のみ付けます
2.MiMCアイラッシュコーム(非売品)※
ダマになったら、マスカラ液が乾く前に梳かします。
3.ハリウッドアイズ ホット・アイラッシュカーラー
まつ毛を顔側に押すようにしっかり当てます。特に根元は重点的に当てましょう。
※アイラッシュコーム(非売品)
実はこちらのコームが、ほっっっんとうに使いやすいのです。でも売っていません(涙)
唯一「オーガニックアイメイクセット(マスカラ&リキッドライナー)税込8,360円」にのみ、プレゼントで付いてくるのです。

マスカラ選びのポイントはブラシの形状
今は、ドラッグストアの入り口付近に、沢山のマスカラが並んでいます。
ボリュームアップタイプ、長さを出すロングラッシュタイプ、上向きカールをキープするタイプなど。
どれを選んでいいかわからないほどですよね。
私が、選ぶ時のポイントにしているのは、これらのタイプより、ブラシの形状です。

とくに50代以上の場合、下がってきたまぶたに埋もれがちな、細く短いまつ毛にキレイに塗るためには、
ブラシが細めのマスカラが使いやすいと思いました。
- ストレート型
- アーチ型
- ひょうたん型
お勧めなのはストレート型やアーチ型です!
ただしアーチは、自分の目のカーブに合っているのが使いやすいです。著しく合わないものは避けましょう。
私が使いにくいと思ったのは、ひょうたん型です。
きっとまつげが長くて密に生えていれば、ひょうたん型に絡まってマスカラ液が付きやすいもかもしれませんが、
私の場合、上まぶたに付いてしまって合いませんでした。
黒目とのなじみもよく、アイラインの代わりにもなって目をはっきり大きく見せてくれます。
【ご参考までに】メイクに手鏡と綿棒は必須
マスカラに限らず、アイメイクをするときに、私は必ず手鏡と綿棒を用意して始めます。
手鏡
メイクをキレイに仕上げるコツは、細かい部分もしっかり見ながら行うこと。
その為には、手鏡をどう見るか、も重要なポイントになります。
【マスカラとアイラインの場合】
手鏡を胸元もしくはあご先に持ち、鏡面を上にしたら、目線は下目づかいに見て、まつ毛の生え際が目視できる状態でメイクします。
こうすることによってまつ毛の本当の根元が見えるので、マスカラやアイラインを効果的に付けることが可能になります。
【眉の場合】
手鏡を目線の正面に持ち、鏡面を顔と平行にしたら、目線を真っすぐに見て、眉山をグッと上げない状態で眉を書きます。
いずれ老眼がもっと進んだら、置き型の拡大鏡を使うのが良いと思っています。
空いてる手でまぶたに指を添えつつ、目もとの細かい部分までしっかり見ながらメイクをすることができますし、
角度が変えられ、ライト付きならなおのこと使いやすいことでしょう。
綿棒
なお、マスカラ液が、うっかりまぶたに付いたりしたら、
綿棒をくるーっと回しながら、からめ取るようにしましょう。
眉尻やアイラインの最後をスーッと細くするのも、綿棒で後から修正すれば、簡単に綺麗に出来ます。
やみくもに消したい箇所の上からゴシゴシ擦り取るのではなく、
残したい箇所を考えつつ、綿棒の当て方を工夫してみてくださいね。
まとめ
今日は、過度なビューラーの使用や、まつエクで、自まつ毛が無くなってしまった私が
まつ毛を取り戻したお話をご紹介いたしました。
まつ毛の生え際に、クレンジングなどの刺激を与えすぎないよう
石鹸でオフできるミネラルコスメに切り替え、ホットビューラーを使用するようにいたしました。
50代以降のまつ毛メイクは、私はマスカラ使いホットビューラーで充分だと思っています。
50代になると、まつ毛の生えるスピードも力も落ちてきます。
接着剤や糊の成分が合わなくなる方も多くなるかと思います。
そういった変化にも負けずに、お手入れの方法も変えていけたら、
美しさは諦めなくて済むと思います。
ご自分に合う方法で、漆黒のすっと伸びた美しいまつ毛を目指しましょうね!
お読みいただきありがとうございました。