こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
今日は映画のお話です。
新型ウイルスによるパンデミックを、圧倒的なリアリティで描いた「コンテイジョン」という映画をご存じですか?
SNSでは話題のようですが、私は友人に勧められて、先ほど観ました。
物語は淡々と進むし、後味は重いですし、とても気持ちは落ちます。
でも、それでも、新型コロナに感染する人が増え続けるこの日本にいるなら
是非観て欲しい。
中学生以上のお子さんにも是非見せて欲しい。
そんな風に思い、ご紹介したいと思います。
コンテイジョンとは「接触伝染・感染」という意味です。
お読みいただければ嬉しいです。
【映画】コンテイジョンはどのような映画か
【映画】コンテイジョンとは、ひとことで言うと、新型ウイルスとの壮絶な戦いを描いた物語です。
物語は、感染拡大の2日目から始まり、
135日目にやっと完成したワクチンを人々に打ち始めたところで終わったかのように見せかけて、
ラストは感染拡大1日目に何が起こったのかを淡々と描写して終わります。
【日本公開】
2011年(アメリカ映画)【監督】
スティーヴン・ソダーバーグ【脚本】
スコット・Z・バーンズ【キャスト】
マット・デイモン、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、マリオン・コティヤール、グウィネス・パルトロー等
【あらすじ】
香港出張からアメリカに帰国したベスは体調を崩し、2日後に亡くなる。
時を同じくして、香港で青年が、ロンドンでモデル、東京ではビジネスマンが突然倒れる。
謎のウイルス感染が発生したのだ。
新型ウイルスは、驚異的な速度で全世界に広がっていった。
米国疾病対策センター(CDC)は危険を承知で感染地区にドクターを送り込み、
世界保健機関(WHO)はウイルスの起源を突き止めようとする。
だが、ある過激なジャーナリストが、政府は事態の真相とワクチンを隠しているとブログで主張し、人々の恐怖を煽る。
その恐怖はウイルスより急速に感染し、人々はパニックに陥り、社会は崩壊していく。国家が、医師が、そして家族を守るごく普通の人々が選んだ決断とは。
引用元:公式サイトより
9年前の映画ですが、
現在世界中で猛威を振るっている、新型コロナウイルスの大流行を
予見していたかのような映画です。
【映画】コンテイジョンを観ての感想
見えないウィルスがどのように広がっていくかよくわかった
映画の冒頭では、ひたすら登場人物の行動が淡々と映し出されます。
彼らがどこで過ごしたか、そこからどう行動したか、何を触ったか、
何をしなかったか、何が出来なかったか。
カメラワークでは随所で「触ったもの」を執拗に映していきます。
今日本では「三密を避けましょう」「手を洗いましょう」「顔をやたらと触らないようにしましょう」等々注意喚起が成されていますが、
映画では、それをしなかった場合どうなるか、実際に何が危険なのかが否応なく映し出されていきます。
見ていると辛くなりますが、学びは大変多いです。
情報をどこから採り入れるかも大切
新型コロナの情報は、SNSにあふれています。
私は早い時期から、次の3つの情報源より新型コロナの正しい情報を得られていたと思います。
✔ロンドンで勤務している長男が、世界での様子を教えてくれたこと、ロックダウンの日常をきちんと伝えてくれたこと。
✔次男が通う大学(東京ではありません)より「東京への出入り及び帰省」を早い時期から自粛するよう呼びかけがあったこと。
これらの身近な情報源から「これはエライことになる。」との覚悟がありました。
そういう視点から見ていると、「大袈裟に騒ぎすぎ」「自分だけは罹らない」
「家にいるとストレスがたまる」等々の報道やインタビューを垂れ流す、マスコミやSNSは信用できないと思っていました。
今現在も、テレビではコメンテーターが勝手なことを言っています。
でも、本当に聞くべきは、
最前線で戦っておられる医療関係者の声のみで良いのではないでしょうか。
そして、その方々の声や提言を実行していくためにはどうしたら良いのかという点に絞って
前向きに考察したり実行したりすることが、一番大切なのではないでしょうか。
そういった意味でも、この映画は重要なシーンがいくつもあったように思います。
出演者からのメッセージ動画
この映画に出演している、ケイト・ウィンスレットとマット・デイモンが、
製作会社パーティシパント・メディアとコロンビア大学公衆衛生大学院が制作する動画で
新型コロナウイルス感染防止の正しい情報を伝えています。
是非ご覧ください。
さいごに
今日は、新型ウイルスとの壮絶な戦いを描いた【映画】コンテイジョンをご紹介しました。
ラストに描かれた 感染拡大1日目の映像が、しみじみと恐ろしかったです。
決して派手な映画ではありませんが、是非ご覧ください。
そして、今は家にいましょう。
マット・ディモン扮する父親の、娘を守る姿にとても共感しました。
同じことを私たち大人が子供たちに示しましょう。
いつか必ず終息を迎え、旅行も外出も外食もスポーツもコンサートもライブも…
何もかも楽しめる日が戻って来ます。
でもそれまでは、これ以上医療関係者に迷惑が掛からぬよう
医療崩壊を起こさないために、家にいましょう。我慢しましょう。
子供たちや、情報を得にくい高齢者に、正しい情報をきちんと伝えましょう。
YouTube・Google Play ムービー& TV・Netflixなどから観られます。
私はAmazonプライム(字幕版・吹替え版あり)でレンタルしました。こちらから
お読みいただきありがとうございました。