こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「自分を知り、自分を表現する装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
昨日、自分のショッピングとサロン再開へ向けた準備を兼ねて
約2か月ぶりに新宿の高島屋様に行ってまいりました。
ほんの数時間の外出でしたが、色々なことを同時に感じてしまい、
どうやって文章にまとめるか1日迷いましたが、
このブログを書くことの意味は
「私の知り得た情報を余すことなくお伝えする」
「私という人間を知って頂く」事こそにありますので
昨日感じたことを以下の3つに絞りまして、そのまま書くことにいたしました。
- 百貨店の営業状況から感じたこと
- 東京都の感染者数から危惧すること:オンラインへの取組を開始
- リアルで共有する感動を再認識したこと:ブルーインパルス
お読みいただければ嬉しいです。
なおこの記事のアイキャッチ画像は、
昨日のブルーインパルスの飛行を、私自身が新宿サザンテラスの橋の上から撮ったものです。
百貨店の営業状況から感じたこと
昨日、高島屋様(以下敬称略)に行きましたのは
色を見て購入したいコスメがあったのと、洋服売り場で自分やお客様の下見を兼ねてのことでした。
行ってみてまず感じたのは、営業再開にあたり如何に百貨店側の皆さんが、感染防止に心を砕いておられるか、という事でした。
出入り口を分け、入り口には消毒スプレー。そしていたるところに飛沫防止のビニールカーテンがかけられていました。
店員の方は、フェイスシールドかマスクを必ず着用され、
「積極的にお声掛けは致しませんが、お尋ねの際は遠慮なくお声掛けください。」との貼り紙が各売り場に置かれています。

そして、コスメ売り場は、サンプルの使用は禁止されているため全面ビニールで覆われ、タッチアップは自分で。
お店の方の健康を考えれば当然のことです。
それでも、にこやかな笑顔と言葉と同時に「本当に申し訳ありません」と何回も仰るので恐縮してしまいました。
正直に言えば「あぁ、これは非常事態だ」と、感じない瞬間はありませんでした。
本来百貨店での買い物は、ラグジュアリー感のある非日常の空間で、そぞろ歩きしつつ見て回る楽しさが、最大の魅力だと思っています。
そして店員さんとのお喋りをしながらの試着や、「ここをこうされたらもっとお似合いですよ」みたいなご提案も、
自分がとても大切に扱っていただけている安心感と共に、私にとっては大きな魅力でした。
でもでも、新型コロナという未だ治療薬やワクチンのない感染症が流行している今は仕方がない、
そんな中、営業する努力をされていることは、重々理解し感謝しています。
それでも、一抹の寂しさはありました。
「お買い物をゆっくり楽しむ」というよりは
お目当てだった洋服の幾つかを試着し、コスメをタッチアップして購入し、
地下で美味しいものを購入して、ササッと滞在を終えたのでした。
そして、今日(5月30日)に、新宿伊勢丹や三越各店舗も全館再開しました。
開店前にはどの百貨店も大行列となったようです。
以下に、ツイッターで読んだニュースを、長文ですが画像と共に引用させて頂きます。
三越伊勢丹ホールディングスが、全館臨時休業していた三越伊勢丹運営の百貨店6店舗と小売店全店の営業を5月30日の今日から再開した。
伊勢丹新宿店では休業前と同様に営業時間を短縮し、午前11時に開店。営業再開を待ちわびていた客がオープンと同時に続々と入店し、地下1階の食料品売場や1階の化粧品売場などを中心に館内は賑わいを見せた。
伊勢丹新宿店では営業再開に際し、従業員がマスクやフェイスシールドを着用して接客を行うほか、手洗い等の感染対策を呼びかける館内動画の放送や、一部休憩所の閉鎖、待合スペースの座席の間引き、飛沫防止のビニールカーテンの設置、社会的距離を確保する目安として床にシールを貼るなどの対策を実施。また、本館への入口は地下1階フロアの2ヶ所、1階フロアの1ヶ所に制限した。メンズ館は1階フロアの入口を閉鎖し、本館から連絡通路を使う形で入館する方法をとっている。また、来店客に対して赤外線サーモグラフィーカメラによる検温を実施しているほか、マスクの着用や手指の消毒、社会的距離を確保しながら来店するよう呼び掛けている。
(中略)
開店前に報道陣の取材に応じた伊勢丹新宿店の田中哲店長は「今まではお客様に来店していただき、長い時間滞在してもらうことが百貨店の使命だった部分があった。これからはデジタルを活用し、店頭に来なくても実際に館を訪れたような雰囲気を体験してもらう売り方も新しい商売として必要となってくると思う」と今後の百貨店のあり方について話した。
なお、同店のクリアランスセールは毎年、開催初日には約3000~4000人程度が開店前から行列を作るほど賑わいを見せるが、今年は感染予防対策の一環として、セールの段階的な実施や、オンラインストアでのセール強化などを検討しているという。
引用元:mixiニュース様より
新型コロナが終息したあとの世界は、コロナ以前とは全く違う世界が待っている、とよく言われます。
店長さんの談話にもあるように、百貨店すら価値観が変わろうとしている…
ゆっくりと贅沢な時間を楽しむ、という在り方は少しずつ変わっていくのかもしれない、と
昨日の自分の体感も併せて、感じずにはいられません。
そして、サロンでのショップ巡り、ショッピング同行の在り方も、考察の必要があると思っています。
もう少し考えがまとまりましたら、サービス内容に反映させて参りたいと存じます。
少々お待ちくださいませ。
東京都の感染者数から危惧すること:オンラインへの取組を開始
全国的には、新たな感染者数は減っています。
東京都でも、感染者数は一時一桁台まで下がっていましたが、今日も含め、既に連続5日間2桁を数えています。
それでも、6月1日からは、ロードマップにおける「ステップ2」へと移行することが決まっています。
ステップ2ではショッピングモールやスポーツジムなど幅広い施設や店舗が解除の対象となり、展示場や学習塾も再開します。
悲観的に過ぎるとのご批判もあるかと思いますが、
2週間ほど後には東京だけでも、再度の強い外出自粛措置が行われるような気がしてなりません。
コロナ以前のような対面サービスが、自由に可能になるには1年ほど掛かるとも危惧しています。

そこで、サロンとしましては、オンラインでのサービスのご提供を真剣に考え、実施に向けて準備を進めて参ります。
対面の場合と同じ内容では難しいこともありますので(特にパーソナルカラー診断)、
スムーズなオンラインレッスンが実現するよう、工夫とテストを重ねて、近日中には発表したいと思っております。
その相手をして下さる方を、6月初旬あたりLINE公式アカウントのご登録者の中から方から募ろうと思っておりますので、ご興味を持って下さる方は、この機会にぜひご登録くださいませ。
リアルで共有する感動を再認識したこと:ブルーインパルス
このように、2か月ぶりのショッピングに胸を躍らせて行ったにもかかわらず
現実の厳しさに否応なく気付かされた直後、
思いがけず、ブルーインパルスの飛行を見ることが出来ました。
実は、医療従事者への感謝と敬意を表しての東京上空の飛行があることは知っていました。
ただ飛行ルートと時間は当日の発表でしたし、
東京の空は狭いので見づらいかな、音だけでも聞こえたらいいかな、くらいのつもりでいたのです。
でも行きがけの電車の中で見たツイッターで、下記のルートを12:40~13:00の予定で飛行する、と知って内心小躍りしました(^-^;
これなら、もしかしてタイムズスクエア前の橋の上から見られるかも!と。
11時頃から高島屋を歩き、ちょうど12時20分くらいに用事を済ませた私は、
東急ハンズ側の出口から橋に出てみました。
既に沢山の人が空を見上げて、待っている様子でした。
※画像はぼかしを入れております。
この写真を撮ってからもどんどん人は増え始め、この倍以上はいらしたと思います。

途中何人かの方から「いったいなにが始まるのですか?」と聞かれたりもしました。
こういう時、人に聞かれやすいのは「ソフトエレガントタイプの特徴」だという説もあります(笑)
新宿の上空は、12:45過ぎから13時過ぎまで、2回飛行してくれました。
奇跡的によく撮れた写真を3枚ご紹介しますね。
真っ青な空と、真っ白な飛行機雲のコントラストが素晴らしく、とても感動しました。
1回ごとに通り過ぎるたび、誰からともなく拍手が沸き起こり、なんとも言えない時間でした。
もちろん、この飛行に批判があったのも知っています。
●そんな事よりも物資や現金で感謝を示せ、
●税金の無駄遣い
●何で東京だけ?大阪にも飛ばせ!
それでも、東京都の感染者数が群を抜いて多いことを鑑みると、
東京上空を飛行して下さったことに意味はあると私は思います。
行ってみて感じたことがもうひとつ。
それは、リアルに共有することの感動の大きさです。
その時橋の上にいた私は、周りは知らない人ばかり。
私だけでなく、一人で来ている人も多かったのです。
その知らない同士が、全員笑顔でした。
笑顔で同じ空を見上げ、
笑顔で飛行機に歓声を上げ、
笑顔で拍手をしました。
知らない同士だったのに。
ほぼ3か月、基本家にいて、ZOOM=オンラインやスマホの中だけでの交流のみに終始していた私は
そもそも、こんなに空を見上げたのも、歓声を上げたのも、拍手をしたのも何日ぶりだったか。
こんな素晴らしい機会を下さった全ての方に、心からの感謝の気持ちが湧いてきました。
ちなみに、昨日行われた「アクロバットのない航過飛行」は、相手に対する最大級の敬意を表すもの。
世界共通のもので、航空祭を除けば、重要な式典や国賓級の歓迎の際にしか行われないそうです。
このような経験をしてしまうと、リアルでのレッスンに余計に心を持っていかれます。
それでも、医療現場の方への負担を増やさないために出来ることは、
感染しないこと、感染させないこと。
そこが一番重要なことです。
リアルの素晴らしさを実感しながらも、リアルだけを追い求めている時期ではない、という事にも
目を向けることが出来たひと時となりました。

折しも、Amazonプライムの「空飛ぶ広報室」をご紹介したばかりでしたね。
こちらのドラマの第10話と第11話に、迫力満点のアクロバット飛行が紹介されています。
このコロナ禍が終息したあかつきには、ぜひ航空祭に出向き、ブルーインパルスのアクロバット飛行も堪能したいと思っています。
今から楽しみです!
おわりに
今日の記事では、昨日新宿へ出向いた際に見聞きしたことを、3つの視点からご紹介いたしました。
- 百貨店の営業状況から感じたこと
- 東京都の感染者数から危惧すること
- リアルで共有する感動を再認識したこと
まだまだ続くであろうコロナとの戦いに備え、
これからの新しいスタンダードな在り方を模索しつつ、前に進む決意を新たにした次第です。
その一環としまして、
サロンでもサービスのオンライン化に真剣に取り組んでまいります。
今年57歳になろうとする私が、まさかオンラインサービスに取り組むとは想像だにしませんでした。
それでも、柔軟に新しいことを採り入れ、これからの新しい世界を迎えたいと思います。

なお、自宅サロンでの1対1の対面レッスンは、緊急事態宣言が再度発令されない限りは続けてまいります。
こちらをお読みの上、ご賛同くださいましたらお問合せ下さいませ。
これからも宜しくお願い致します。