こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
今日は、Amazonプライムビデオで観たドラマのご紹介です。
2013年にWOWWOWで放送された「パンとスープとネコ日和」。
原作は群ようこさん。
テイストは「かもめ食堂」みたいな感じですが、監督さんは違う方です。

緊急事態宣言による、外出自粛で「今は家にいなくてはいけない時間」を「こんなに豊かな時間を貰った」と思わせてくれるドラマです。
是非ご紹介したいと思います!
「パンとスープとネコ日和」ってどんなドラマ?
スタッフ
原作 : 群ようこ 『パンとスープとネコ日和』
監督 :松本佳奈
脚本 :カーゴパンツ
音楽 :金子隆博
主題歌 :大貫妙子 「パンとスープとネコ日和」
エンディングテーマ:大貫妙子 「この空の下で」(第4話)
フードスタイリスト:飯島奈美
キャスト
小林聡美
伽奈
光石研
塩見三省
もたいまさこ
美波
岸惠子
市川実和子
加瀬亮 他
主なロケ地
世田谷区にある松陰神社近辺、西武多摩川線是政駅近辺です。
- 主人公のサンドイッチ屋さん「Sandwich ä」は「’OLU’OLU(ドーナッツ屋さん)」
- お向かいの「喫茶 ハッピー」は「贋作インドカリー マシバシイネツルカモ」
- お寺は「大慈山 円照寺」
ウィキペディアと番組公式サイトなどから、情報をいただきました。
「シーズン1」と銘打っていますが、シーズン2は制作されていないようです。
原作は3部作です。

「パンとスープとネコ日和」ってどんなストーリー?
主人公は、原作では53歳の元編集者。
出版社に入社以来、編集一筋でやってきたのに、突如経理部への異動を打診されます。
ちょうどその頃、「お食事処 カヨ」を営んでいた母親が急死したことや、
担当していた料理研究家の山口先生に「料理に対して才能とセンスがある」と、勧められたのをキッカケに、
勤めていた出版社を退職し、母親が自宅の1階で営んでいた食堂を改装し、
サンドイッチとスープのみの店「Sandwich ä」を開店します。
真面目過ぎる主人公が、お店を営みながら、アルバイトのしまちゃん、お向かいの喫茶店のママ、商店街の人たち、などなどに支えられ、徐々に自分を見出していく物語です。
とは言っても、
物語自体は淡々と進んでいきます。
大きな事件もうねるような出来事も何も起きません。
BGMもほとんどなくて、あとから気付きましたが、ナレーションもありません。
それでも、染み渡るようなドラマです。

主人公の気持ちの変化に、とても共感出来て、
人は何歳からでも変われる、としみじみ思える内容です。
それは、役者さんたちの演技が、とにかく自然なことによると思います。
若い女優さんたちもとても良い雰囲気を出しておられます。
安心して観ていられます(上から目線でゴメンナサイ)。
響いた言葉(セリフ)
幾つか心に響いた言葉があったので、ご紹介しますね。
まず、主人公が会社を辞めるにあたり、担当していた岸恵子扮する料理研究家のセリフです。
人は、何年生きていても、今現在何をしているか、が問題だと思うの。
自分が何を好きかってわかってる人には、いろんな力を呼び込むことが出来るの。
人にはね、誰かと出会ったり、何か新しい出来事がきっかけになって、
もう予想もつかない方向に、自分が進んでいちゃうことがある。だから面白いの。
主人公が、アルバイトのしまちゃんに山口先生のことを『どんな人か』話すシーン
自分のことをよく知っていて、人には何も押しつけない人。
最後の主人公の自分のことを語った言葉
自分が自由になれて、人との時間が初めて始まる。
くぅぅぅぅ。
沁みます。

私も、
自分のことをよく知っていて、人には何も押しつけない人になりたいし
いろんな力を呼び込める人になりたい!
主人公は、とてもまじめに生きてきて、でもお店を始めたことにより
「自分を自分で不自由にしていた」ことに、徐々に静かに気付いていきます。
ナレーションは無いのに、その静かな変化が手に取るように分かり、私自身はどうなのだろう、と思わずにはいられないストーリーでした。
今の時間は「私自身を見つめなおす時間」になっている
なんだか暢気なことを言っていて、申し訳ないようですが、
今は、医療現場の最前線に立っている方々に感謝しながら、家にいることが一番の務め。
そして、たぶんこのドラマにこんなに自分が惹かれるのは
私自身が「変わろう」と思っているからなのでしょう。
「変わる」というより「本来の自分を思い出す」ということでしょうか。
この外出自粛期間は、
思いがけず、自分のこれからを見つめ、
熟慮を重ねつつ、きちんとアウトプットする。
そのような準備期間なのだと思います。
私は元来アウトプットが苦手なタイプです。
自分のイケてない外見について悩み、様々な先生に教えを受けつつ、
「イメージコンサルなんだから、こうでなきゃ」
「サロン主宰者なんだから、こんな風に装わなきゃ」
などと、思ってやってきました。
でも、正直に申しますと、
私は、華やかな「イメージコンサルタント」「パーソナルスタイリスト」のイメージとは、ちょっと違うところで生きています。

そのことを自覚しつつ、「らしく在らねば」と、抑え込んできました。
今回、対面でのお客様のお申込を受けられなくなって、しっかりとサロンやブログに向き合う時間を頂きました。
神様が「もういいかげん、自分自身に気づきなさい!」と仰っているような気がしています。
それが、ドラマの中のセリフの数々となって、気づかされたと勝手に思っています。
その思いを少しずつアウトプットしていく時期に自分はいる、と。
まとめ ~今後のブログでは~
今日は、「家にいなくてはいけない時間」を「こんなにステキな時間を貰った」と思わせてくれるドラマをご紹介いたしました。
私にとっては感じることが多かったので、思わず熱く語ってしまいましたが、
そういった事は抜きでも、懐かしいような世田谷線沿線の街の雰囲気や、北欧風のシンプルなお店の様子。もちろん美味しそうなスープとサンドイッチ。
女優さんたちの衣装が見事に役柄とマッチしているところ…等々、ゆっくり寛ぎながら楽しんでくださいね。
今後のブログでは、私の内面や、なりたい在り方なども、正直に綴って参りたいと思っています。
その流れで、次回からは私が一番好きな本、一番好きな場所、一番尊敬していて好きな人、などについて書いてみます。

あ!
もちろん装いやメイクについても、どんどんアウトプットいたしますね。
ランダムに、自由に書いていこうと思っています!
これからも、このブログをよろしくお願いいたします。
お読みいただきありがとうございました。