こんにちは。
東京・吉祥寺にて、50代女性に向け「内面と外見がマッチする装いをご提案する自宅サロン」アンドレアを主宰しております、松前恵美子です。
とうとう明日25日に「緊急事態宣言が全面解除になる」との報道がされました。
一番心配な医療体制が、現在どうなっているのかが、全く報道されないので、
それが良いことなのか良くないことなのかは、正直分かりません。
それでも3月頭から、突然の夫の在宅勤務により外出を自粛していた私にとっては、
正直ホッとするニュースです。

それでも、必ず来るであろう第2波にも備えつつ、
今日のブログもサロンのことをお知らせする記事を書こうと思っていましたら…
午後なんとなく付けていたテレビが、あまりにも面白くて目が釘付けになってしまい、
急遽そのことついて書くことにしました。
その番組は
【50日間で女性の顔は変わるのか】というバラエティです。
今日の放送は昨年7月放送分の再放送でした。同シリーズの第2弾が今年のお正月に放送されています。
テーマは「整形やダイエットをせずに環境を変えて50日間過ごすことで、顔は変わるか」です。
お読みいただければ嬉しいです。
※なお、文中の出演された方々の画像はネットから拝借いたしました。ありがとうございました。
【50日間で女性の顔は変わるのか】はどんな番組?
【50日間で女性の顔は変わるのか】は実験検証バラエティです。
MCはマツコデラックスさん&吉村崇さん。
対象は普通の暮らしをしている女性です。
彼女たちがこれまでとは違った環境で50日間過ごすと、顔にどんな変化が起きるのかを検証するのです。
なお、整形やダイエットは一切ないですし、いわゆるイメコンが変身を手伝うなどという事もしません。
美容院に行くも行かぬも、彼女たちの意思一つです。
密着している女性ディレクターも踏み込んで「こうしたら」「ああしたら」とは仰っていませんでした。

興味深かったのは、密着取材を受ける女性たちの共通項が
何かの理由で自分に自信がなかったり、自分のことをあまり好きではないということです。
その彼女たちが、自分自身で気付いて、自主的に変化していきます。
ある日カチッとスイッチが入って、姿勢がよくなり、笑顔が増えて、髪型、メイクが変わる。
いやはや、驚きました!
では具体的にどのような女性たちが紹介されたのか見ていきましょう。
4人の女性たちが変化した「環境」とは
25ans編集部での50日間
1人目は、7歳の双子男児を節約生活で育てながら、近所の飲食チェーン店でアルバイトをしている、マツコさん曰く、素朴で実直なごく普通の28歳。
彼女は、表参道にオフィスを構えるファッション誌『25ans』編集部でのアルバイトをスタートします。
美を追求する浮世離れしたオフィスで、周囲の女性の影響を受け徐々に変わり始める彼女に、マツコさんは「ちょっと心配になってきた。大事なものを失わないでほしい…」と心配そうでしたが
密着中の洋服の費用は番組が全て負担するにもかかわらず「買い物は地元のイオンばかり」という彼女に笑顔を向けていました。
とは言えある時スイッチが入り、ヒールを履きはじめ、ジーンズの裾をロールアップし、巻き髪に挑戦して迎えた50日目。
オシャレな編集部員に混じってランチするほどに明るい笑顔が印象的でした。
湘南に移住し過ごす50日間
2人目は、22歳の、日テレ内のコンビニで週5日働くアルバイト店員の女の子。
普段は家にひきこもっていて、「自分の容姿も性格も好きではない」という動かない表情が親心としては切なくて、応援せずにはいられませんでした。
そんな彼女に用意されたのは、サーフィンやヨガなど湘南ライフを満喫する葉山という場所。
彼女はある日海で憧れの美人女性に出会い、その方について行動範囲を広げていきます。
「美は中から作るのが大切よ!」との勧めで、絶対食べなかったという嫌いな野菜を一口食べたところでスイッチが入り、50日目には別人の顔になりました。
イタリア語をイタリア人男性に習い褒められ続ける50日間
3人目は、漫画研究会に所属する21歳の大学生。過去に「鼻毛でてるよ」と言われたことがあるため、絶対にマスクを外さない子でした。
番組が用意したのは、「イタリア語を勉強しながらイタリアの男たちにホメまくってもらう」というプランです。
2週間ほどは、どんなに言われても絶対にマスクを外さなかったのに、イタリア男性に「君のマロンの瞳が素敵だ」「肌がとても透き通っていて綺麗だ」「わぁお!眼鏡がないとなんて可愛いんだ!」と、誉め言葉を浴びせかけられ、
50日後には全くの別人になっていました。内心私もこの企画なら参加したかったです…(笑)
高級ダイヤモンドを身に付けて過ごす50日間
4人目は、28歳のお堅いイメージをまとったOLさん。
「中学時代から堅物人生で、服とアクセサリーがほとんどない。休日は12時間ゲームばかり」の彼女に、
番組が用意したプランは、「50日間250万円のダイヤモンドを身につけて生活してもらう」。
彼女は最初は全く変化がなかったのですが、ある日ダイヤモンドのお店を訪ね、値段を知ったところで、何かのスイッチが入り、毎日着ていた首のつまった黒いセーターから、デコルテを見せたり、きれいな色の服を着たり。
最後は、いつも後ろで1つ縛りだった美しい黒髪を下ろして、メガネからコンタクトに変え、うっすらとしたメイクをするまでに変化しました。
会社のランチも、いつも一人でスマホ片手に食べていた彼女が、最後は同僚女子と笑顔で楽しそうに一緒に食べていました。
面白かったマツコさんの感想
マツコさんという方は、
もともとの素朴な良さを持っている女の子が
やたら、外見が都会的な垢にまみれるのは、徹底してお好きではないようです。
途中途中の感想も
「みんな50日後がいい? (前のほうがよくない?)」
「みんな変わって何か楽しくないわ。変わらないのが見たい」
「いないの? テコでも動かない女」
と、正直な感想を述べていました。
「今回のは全部、やらせだよね。」との、正直な暴露アピールも怠らず、変に美談にしないところはさすがでした。
私がこんなに釘付けになったわけ
それは、
内面が変化することで女性がこんなに綺麗になれることこそを、
まさに、これからのサロンで目指したいと考えていたからです。
彼女たちは、ロケの最初に「顔タイプ診断」も「パーソナルカラー」も「骨格診断」も受けていません。
密着取材を受けるにあたり「環境(場所と人)を変える。または持ち物を変える。」のみでスタートしているのです。
私がサロンでお客様にご提供しているサービスで一番人気なのは、「トータルアドバイスコース」です。
こちらのコースは、
1日で終わるメニューと、2~3か月の間で3回に分けて行うコースと、2つご用意しています。
3回コースを選んでくださるお客様のほとんどが、2か月の間に終了されるので、まさに50日くらいですよね。
今回「50日」と設定されていた密着期間とオーバーラップし、
大変納得したところも、釘付けになった理由かもしれません。

お客様と接する時には、外見の印象を判断した後、いきなり変化をご提案するのではなく、
一旦お客様のお気持ちや、内面にある希望をしっかりお聞きして、
じっくりと外見に活かすことの大切さに気付いたので、今回の番組は、とても為になりました。
人は自分の内面に気づき、外見を変えることで、本来の自分の良さを取り戻す。
目が輝き始め、姿勢がよくなり、口角が上がり始める。
そして最後に「こういう自分も悪くない」と思えるまでになるのです。
このことを自信をもってお伝えしていきたいとの思いを新たにいたしました。
おわりに
整形やダイエットをせずに環境を変え50日間過ごすだけで、顔は変わるか?
答えはYES!!
実際に暮らす場所だったり、持つもの、身に付けるもの、習い事を変えるだけで
彼女たちはものすごく変わりました。
ただし、衣食住だけでなく、
「誰かの眼差し」「誰かの誉め言葉」「見習いたいと思える人」そういった要素も
変わることの背中を大きく押していたのが、とても印象的でした。
人は自分の内面に気づき、外見を変えることで、本来の自分の良さを取り戻す、という事を
あらためて気付かせてくれた、貴重な日曜の昼下がりとなりました。

私も、お客様に対して常に
- 温かい眼差し
- 心からの誉め言葉
- 見習いたいと思っていただける在り方
この3つを、いつも心に留め
そのような場=環境であり続けたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。